フラッシュブーストエギをシャロータイプに改造してみた!
どーも、何をする訳でもなくサッカー選手の三笘薫のドリブルを研究しているmersyです。
今回は『エギ改造編』です。
私がよく行くポイントはシャロー(浅場)ポイントがほとんどなので、使うエギはほとんどが沈下スピードの遅いシャロータイプのエギです。
昨年、人気のフラッシュブーストエギをGETしたのですが、箱に入ったまま倉庫で眠っていました。
買ったはいいものの、沈下スピードが速いタイプのエギなので、自分のエギングスタイルに合わなかったんですよね。
でも内蔵された鉄板が常時動くことによるフラッシングの集魚効果は魅力的だなとは思っていました。
昨年は結局使わずにシーズンが終わってしまいましたが、今年はこのフラッシュブーストエギを自分のエギングスタイルに合わせるべく、シャロータイプのエギに改造することにしました。
沈下スピードを遅くする!
まずはフラッシュブーストエギのウエイトを測ってみましょう。
14.06g…。
箱の表記は15gとありますが、何の誤差なんでしょうか?笑
エギの沈下スピードを遅くするにはシンカーに穴を開けるのが一般的です。
セオリー通り、2箇所穴を開けてシンカーのウエイトを軽くし、沈下スピードの遅いエギに改造していきます。
まずは1.5mmのドリル刃で穴を開けて、2.5mmのドリル刃で穴を広げていきます。
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削りカスをニッパーやヤスリで削ると綺麗に穴を開けることができました。
ウエイトを測ってみると、13.03gになりました。
1.03g軽くなりましたね。
ウエイトを軽くしすぎると飛距離が落ちるので削るのはこのくらいにしておきます。
穴を開ける時は最終的な穴の大きさを考慮して、細いドリル刃で小さい穴を開けてから、徐々に太いドリル刃で穴を広げていくと綺麗に仕上がります。
が、失敗すると取り返しがつかないことになるので自己責任でお願いします。
フォール姿勢を確認する!
シンカーに穴を開けるだけで完成!というわけではありません。
イカに違和感を与えないようにフォール時の姿勢を考えなくてはならないのです。
シンカーに穴を開けたものと開けていないもののフォール姿勢を比べてみます。
※上から見た感じ
※横から見た感じ
穴を開けたものは開けていないものと比べると、カンナ側が浮き上がっているのがわかります。
このフォール姿勢ではイカに違和感を与えて抱かない可能性が高いので、バランスが良くなるように改良しなければなりません。
フォール姿勢を調整する!
穴を開けたもののフォール姿勢を未改良品のバランスの良いフォール姿勢に近付けるには、どうすればいいのか考えてみました。
まず試してみたのは、ウエイトに浮力のある『おゆまる』をくっつけて固定するという作戦。
要するに、おゆまるの浮力を利用してウエイトを浮かせることでバランスの良いフォール姿勢にできないかってことです。
補足ですが、おゆまるは100均に売っていて、熱で柔らかくなり自在に変形できる便利な代物なのです。
ウエイトを覆うように固定してみます。
下のエギのウエイト部分にまとわりついている透明な物体がおゆまるです。
固定してみて思ったのは、1g分のおゆまるの量は意外と多く、ウエイトの後ろに集めて固めてみましたが、水の抵抗を考えると、しゃくり時にもフォール時にも影響しそうな予感。
ということで、おゆまる作戦は却下。
次の作戦はカンナ針周辺に1g分の何らかの重りを入れて、カンナ側を重くし、フォール姿勢を良くするというものです。
ネットで針金を巻いて重くしたり、カンナ針付近を細工するという記事をみつけましたが、如何せん見栄えが悪いんですよね。
やるからには綺麗に仕上げたい!
なんか使えそうなものはないかなーとホームセンターをぶらついていると、
『スペーサー』というものを発見しました。
筒状で縦に切れ目が入っているので工具で広げることができます。
直径が4mmで長さ1cm、実はこのサイズはカンナにピッタリフィットするサイズなんです。
スペーサーを取り付けたフラッシュブーストはコチラ。
(赤矢印がスペーサーです)
既製品のような違和感のない仕上がりです。
スペーサーを広げるのに少し苦戦しましたが、慣れれば簡単にできます。
重さはというと、
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13.59gになりました。
スペーサーは1個約0.6gなので、穴を開けて削った1g分の重さを加えるということを考えると、スペーサーをカンナ部分に2つ入れないといけません。
2つ入れる前にとりあえずフォール姿勢を確認してみると、
※上から見た感じ
※横から見た感じ
穴を開けたものと開けていないものを比べてみましたが、スペーサーを1つ入れるだけでバランス良いフォール姿勢になっています。
ついでにエギ王 K ムラムラチェリー 3.0号SSとも比べてみました。
※上から見た感じ
※横から見た感じ
スペーサーを2つ入れると逆にカンナ部分が沈んでフォール姿勢が乱れそうなので、スペーサーを1つだけ入れたものが完成形となりました!!
ちなみにフォール姿勢を確認するために今回使用した水はもちろん海水です。
水道水と海水とでは、塩分濃度による浮力が違うのでフォール姿勢を確認する際は必ず海水を使用してくださいね。
完成品をいざ海で使ったら沈まなかったってことがないように。笑
まとめ
・ノーマルタイプのエギをスーパーシャロータイプのエギに改造するには、ウエイトに穴を開けるのが手っ取り早い。
・穴を開ける際は細いドリル刃から使い、徐々に太いドリル刃に替えて穴を広げていくと綺麗に仕上がる。
・フォール姿勢は必ず調整する。
以上、エギ改造編でした!
この記事が何か参考になれば幸いです。
今回はこの辺で、ではまた!
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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